空中テンテンの漁具づくり

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漁業
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本日17時が台風のピーク。そこで朝から空中テンテンという漁法で使う漁具を一つ作りました。

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空中テンテンとは

針をつけたタコが水面にちょんちょんと着いたり離れたりするように調整した漁具を引っ張って、ヒラスやブリなどを釣る漁法です。餌代がかからないのですが、釣れる人と釣れない人の差が激しく、とても難しいです。

空中テンテンの作り方

道糸にピンク糸を巻きつける

このあとでつける金具で道糸を傷つけないようにするため、細い糸を道糸に巻きつけます。なくてもいいという人もいますが、まずは親方がやっているのと同じ方法で作ってみました。

金具をつける

あらかじめ通しておいた金具を糸の上にはめて、ペンチで固定します。金具を使わずに、道糸に直接枝針をつけていく人もいるようです。

金具にタコをつける

先ほど固定した金具に枝糸を結び、タコ、重り、針の順番で結びます。タコの頭はキリのようなもので穴を開け、そこに枝糸をとおすのですが、老眼の人はこの作業が辛いようです。

完成

今回は15個のタコをつけました。これも人によって違うし、また船の大きさ(竿の長さ)によってタコの間隔なども違ってきます。今回は、購入した船の持ち主がくれた道具の長さを測って、同じ寸法で作りました。この道具で空中テンテンをやってみて、今後微調整していくつもりです。

まとめ

あらかじめ針だけは作っていたのですが、それ以外の作業で4時間くらいかかりました。今日は、途中で何度か船の様子を見に行ったりして、のんびりと作っていたので、集中すればもっと早くできると思います。まずは、これで釣ったヒラスを両親に送ってあげたいです。

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