僕が尊敬する人物四天王

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人物
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若かりし頃は、ムツゴロウ(畑正憲)、Mr.マリックらを尊敬していると人に話していた時期がありました。当時は「その道のプロ」という人にすごく興味をもっていて、今もこれらの人は好きですが、「今現在、もっとも尊敬する人をあげよ」と問われれば、僕は迷わず次の四人の人物をあげます。

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野口晴哉(のぐちはるちか)

「整体」と聞くと、一般的な人は筋を伸ばす、骨をポキポキ鳴らすなどのイメージを浮かべると思いますが、この「整体」という言葉を今の日本に広めた人です。当時、総理大臣だった近衛文麿の長女と駆け落ちするという、なかなか面白い経歴を持っています。なお、現在では野口先生のおこなっていった整体を「野口整体」と呼び、一般的な人が想像する筋を伸ばしたりする「整体」と区別しています。

2016年2月に僕は野口先生の著書「風邪の効用」を読んだのですが、「こんなすごい人がまだいたのか!」という衝撃を受けました。このときに野口先生を知ってから、今現在もずっと「尊敬する人第1位」の座に居座り続けています。これからの人生において、野口先生を超える人は出てこないのではないかと思っています。

読書が好きだった僕は、農業研修を始める以前、本(おもに小説)は購入して読んでいたのですが、一度読んだ本を二度読むことがなかったので、引っ越しをきっかけにすべて処分し、以後は図書館で借りて読むようになりました。でも野口先生の本だけは手元に置いて何度でも読みたいと思い少しずつ購入しています。

東城百合子(とうじょうゆりこ)

東城百合子先生の名前は20代の頃からなんとなく知っていましたが、当時はあまり興味が湧かず「自然療法とかいうおばあちゃんの知恵袋的なことをしている人なんだな」という印象しかありませんでした。東城先生の著書を初めて読んだのは2017年の年末です。実はこのとき、僕が尊敬している人の中でご存命なのは(今も元気ですが^^;)東城先生だけだったので、「この人の声を直接聞きたい」という想いで2018年1月、毎月東京で開催されている講演会(なんと無料!)に行きました。すごく厳しそうな人柄だったので、弟子になったら大変だろうなと思いつつも、とても惹かれ、実はつい先日、遅ればせながら、毎月一回発行される「あなたと健康」という月刊誌の購読を2019年10月号から申し込んだところです。

ちなみに東城先生はWikipediaに項目がありません。おそらくネットでの活動をあえて拒絶しているのではないかと思います。以前はフェイスブックでも第三者が講演会の日程をお知らせしていたのですが、現在はそのような投稿はありません。なにか商品を買うにしても、ネットでの振込には対応しておらず、現金書留か郵便局の振込用紙を使った入金のみになっているようです。ちょっと古いなぁと思いつつも、東城先生ならさもありなん、なんて思ったりしています。

常岡一郎(つねおかいちろう)

東城先生の著書に「私の人生の師である」と何度も記載されているので、気になったから図書館で常岡一郎先生の著書を借りて読んでみました。

Wikipediaには詳しいことはあまり書いていませんが、常岡先生のもっとも好きな言葉は、「欲しいもの(お金など)はすべてを投げ出せ、そうすればいつかそれ以上のものが戻ってくる」(僕の勝手な意訳)です。人には恒常性といって、なにごとも一定に保とうとする働きがあります。体温が下がれば、体を身震いさせて体温をあげようようとする、みたいな働きです。このように、持っているお金を人のために使い切ると、いつかその反動でお金が自分に戻ってくるというのです。もちろんお金だけではありません。人に助けてもらいたければまず自分が人を助ける。そうすればその反動でいつか人に助けられる、そのような教えを説いています。「運命をひらく」と「運命をひらく心」という二冊しか読んだことがありませんが、先に紹介した東城先生の「あなたと健康」には毎回常岡先生の言葉が紹介されているので、とても興味深く読んでいます。

福岡正信(ふくおかまさのぶ)

福岡正信さんは、2015年4月から千葉の有機農園で農業研修を始めた頃に知りました。「自然農法 わら一本の革命」という著書がもっとも有名らしいのですが、図書館に置いていなかったので代わりに「無Ⅲ 自然農法」を読んで感銘を受けました。かなり宗教的な内容で、うろ覚えですが次のようなことが書いてあったと記憶しています。

人間の体を、目、耳、胃、心臓などに分解して細かく調べていく。そしてその細かく調べたパーツをもういちどすべて組み合わせても、もとの人間には戻らない。

当時、少しだけ東洋医学を勉強しており、体を部分に分けて診ていく西洋医学と、体全体を一つとして診る東洋医学の違いとはこのことか、とすごく納得しました。ちなみに野口先生はこれに加えて体と心も一つのものであると説いており、今ではこの考え方が一番しっくりきています。たとえば、ある人がこの人は好き、あの人は嫌いと言ったとして、その人の体を解剖してもなぜその人を好きなのか嫌いなのかわからない。でも好きな人を思うと苦しくなって食べ物が喉をとおらないという体の変化がある、だから体と心は一つのものとして考えなければならない、みたいなことを説いています。

まとめ

なんどか野口整体の勉強会に参加したことがあるのですが、漁業のことでバタバタしていて一年ほど参加できていません。そろそろ落ち着いてきたので、近いうちにまた野口整体の勉強会に参加するつもりです。

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