2月27日に友人と仕込んだ醤油、最低でも週に一度は混ぜているのですが、今回は6ヶ月が経過した醤油です。ちなみに、仕込んでから3ヶ月が経過したときの状態は、以下の記事で紹介しています。
見た目
仕込んですぐの頃は水分が少なく、見た目にもパサパサしていたのですが、ここ最近はしっとり以上、水未満といった感じです。そして、今までは混ぜるとプクプクと泡が発生していたのですが、最近は泡を見なくなりました。もう発酵が終わって落ち着いているのかもしれません。
香り
タルの蓋を開けると、相変わらずフルーティな香りが漂います。これは間違いなく美味しい醤油になると確信せざるをえない香り。初醤油づくりは大成功になるでしょう。
水分の状況
初動画です。まだポタポタという感じです。初めてなので、どうなれば正解なのかはわかりませんが、最低でも1年は寝かせたいと思っています。
まとめと雑感
絞るのは来年の2月前後になると思います。そして、そのあとにまた次の醤油を仕込むつもりです。まだ絞るための道具は用意していないのですが、たぶん、木で枠を作って、サラシで包み、重りを乗せて時間をかけてゆっくり絞っていくでしょう。
いつかは塩、大豆、米、米糀、すべて宇久島産の材料で醤油を作れればいいなと思います。でも、最初から欲張ると身動きが取れなくなることが宇久島で3年過ごして分かったので、まずはできるところからコツコツとやっていきます。宇久島にきた当初は本当にやりたいことがたくさんあって、あれもこれもと夢を見ていたのですが、夢を持ちすぎた(?)せいで、なんか縛られているような感じになってしまい、特に漁師になる(船を持つ)という件でたくさんの人に迷惑をかけてしまっているので、今はまず漁師になるということに集中しています。人からはああすればいい、こうすればいいとたくさんのアドバイスをもらっているのですが、たぶん僕は複数のことを平行してやっていけない、不器用な人間なんだと最近思うようになりました。だから今は「漁師になる」ということに主軸を置いて、他のことはあとで考えます。人から見ればまどろっこしく見えるかもしれませんが、3年島で生活して自分で感じたことだから、この感覚を信じてやってみます。
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