令和5年(2023年)の田植えが完了しました!

スポンサーリンク
農業
スポンサーリンク

2016年の8月に宇久島に移住してからはや7年、今年も無事に田植えが終わりました。田植えといっても自分がしているのは水と草の管理だけ、あとは田植えや稲刈りのお手伝いで、機械を使っての田を耕す、苗を植える、稲を刈るなどのメイン作業はお世話になっている人にお願いしています。4月12日に目植えを終え、ひとまず落ち着きました。

スポンサーリンク

米を作る理由

農業に興味のない人からよく言われます。「米なんて買えばいいじゃん。労力を考慮したら買ったほうが安い」って。お金のことだけを考えるならこういう意見もあっていいとは思いますが、僕はお金以外のことも考えているから米を作っています。そのお金以外のことっていうのは「安全な米かどうか」です。今でもときどき食品偽装のニュースが流れていて、原発事故のあと通常の米に汚染米を混ぜて販売していたなんていうニュースもありました。こういう悪いことをしている人ってほんの一握りだとは思うのですが、一人でもそういう人がいる以上、僕は安心することができないわけです。だったら自分で米を作ったら確実に安心安全じゃないか、という思考で米を作っています。

高価なものが良いわけではない

一般的には高価であればあるほど良いものだと思われています。しかし、海外産のアサリを国産だと偽って高く販売しているというニュースがありました。これもさっきの米と同じですが、こういうことをする人が一人でもいる以上、高価だからといって安心できません。だから僕たちができる安全対策は、信用できる人からものを買うということに尽きると思います。最近はおもに食品に関して多少高価であっても、信用できるものを買うようにしています。例えば醤油は大手企業の大量生産されたものではなく、1年かけて昔ながらの製法でじっくり発酵させて作った醤油を買ったり、味噌については今年から作る計画も立てています。

まとめ

今年は雨がなかなか降らなかったのでみんな心配していたのですが、田植え前にまとまった雨が降ったおかげで無事に田植えができました。やまない雨はないし、ずっと雨が降らないということもない。天気っていうのはそういうふうにできているんだと思って一喜一憂せず、待てばいいんだと歳を重ねるごとにそう思うようになりました。この田植え時期はよく人から「今年は雨が降らないからやばいぞ。田植えできないぞ」と深刻そうに話をされることがあるのですが、そのときは話を合わせて心配するふりをしながら、心のなかでは「雨も必要になれば降るさ」の精神で生きてます。人には天気を変える力なんてないのだから、無駄な心配して心身を疲労させず、天に任せておけば自然といい具合になっていくのです。

藁一本の革命!
一番左とそのとなりが自分の田んぼです

コメント

タイトルとURLをコピーしました