延縄漁で使う餌(さんま)の準備

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漁業
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漁師さんは、漁協が引き取ってくれない魚を餌にしているようですが、僕はまだ漁に出ていないので、漁業で販売している冷凍さんまを、延縄漁で使う餌として購入しました。この餌を小さくカットして、先日紹介した延縄漁で使う漁具の針に一つずつ付けていくことになります。今回は、この餌をカットするところをご紹介します。

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冷凍さんまをバラす

130匹ほどまとめて冷凍されているので、ぜんぶくっついています。これを無理に引き離そうとすると身が折れてしまうので、ある程度解凍してから引き離してみました。2時間ほど常温で置いていたのですが、これくらいだとまだまだ簡単に引き離すことができませんでした。しかし、この後予定があったため、ナイフを使って無理やり引き離しました。身にそこそこ傷がついてしまったので、次回からは別の方法を考えたいと思います。。。

ちなみに、お話を聞かせてくれた宇久島の漁師さんは、購入した冷凍さんまを箱ごとコンクリートに落として衝撃をあたえてバラしているとのことでした。今回は大雨ということもあってこの方法が試せなかったので、次回はこの方法も試してみます。

バラした冷凍さんまの一部

冷凍さんまを小分けにして袋に詰める

7匹くらいのさんまを重ならないようにして袋に詰めます。これを再び冷凍庫に入れておくと、次からはさんまをばらけた状態で使えるようになります。今回は7匹を詰めましたが、一回の延縄漁で利用できるくらいの量を詰めるのがベストだと思うので、それはおいおい経験を積んで、適量を見極めたいと思います。

小分けした状態で冷凍庫に戻して重ねて保管しておきます

さんまを解凍してカットする

冷凍庫に戻していたさんまを一袋解凍してから、さんまを2枚におろします。

下のさんまには骨がついています

1cm幅にカットします。頭と尻尾は、一度餌として使ってみて、食いが悪そうなら捨ててしまうつもりです。また、今回は片身に骨がついたままカットしましたが、これも経験を積んで、骨がないほうが良さそうなら3枚におろすようにします。また、カットの大きさについても試行錯誤していく必要がありそうです。【8/28追記】記事を書いた後でネットで少し調べたところ、3枚におろして骨、頭、尻尾は捨てた方が良さそうでした。理由としては、身がゆらゆらと揺れるのが小魚に見えてそれに食いつくから、とのことです。だから、カットするときもなるべく長くなるように斜めにカットすると良いとの記述もみられました。本当に骨は取った方がいいのかなど、後日、実際にやってみて確認してみます。【/追記】

塩で身を引き締める

カットしたさんまに適量の塩をふって混ぜます。こうすることで水分が出て身が引き締まり、餌を針につけたときに外れにくくなります。塩をしたさんまを再び袋に戻して冷凍すれば完了。実際に漁に出るときに解凍して使うことになります。

カットしたさんまをボールに入れる

適量の塩を用意する

塩を振る

混ぜる

袋に戻す

まとめ

今回の写真、実は3回目に撮ったものです。1回目は解凍しすぎて身がボロボロになってしまいました。2回目もまた解凍しすぎたようで、1回目ほどではないですが、やや失敗。そして今回の3回目は、常温で30分ほどだけ解凍してからカットしたら、とても切りやすく、うまくできたと思います。人生というのは、こういう成功体験を繰り返すことで充実していくと思っています。だから、僕は人が何か失敗したときに、鬼の首を取ったかのように非難してくる人、とても苦手です^^; そういうときは暖かく見守る度量を持った人になりたいと思っています。

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